インフォメーション・マネージャにおけるナビゲート 伝統的なブック構造を使用する他に、インフォメーション・ライブラリでナビゲートできる方法があります。たとえば、関連付けられた情報へのリンクをたどってライブラリのブックを閲覧することができます。また、ヒストリ機能やマップ機能を使って情報を検索することができます。 この章では、次の情報を提供しています。 特定の項目に関する情報は直接検索することもできます。検索の開始、検索クエリーの作成、および、検索範囲の制限について詳しくは、を参照してください。 現在の位置の識別<IndexTerm><Primary>位置</Primary><Secondary>現在の位置の識別</Secondary></IndexTerm> ハイパーテキスト・リンクを使用して、あるひとつのセクションやブックから別のセクションやブックに、迅速にしかも簡単に移動することができます。ブックの中やライブラリ全体を移動するため、現在の自分の位置が必ずしも明確ではなくなってしまいます。次の機能を使うことによって、現在の自分の位置を簡単に識別することができます。 ロケータ。を参照してください。 自動トラック(ブック・リスト)。を参照してください。 先行セクションの表示(ヒストリ・リスト)。を参照してください。 グラフィカル・マップ。を参照してください。 ロケータの使い方<IndexTerm><Primary>ロケータ</Primary><Secondary>ロケータの使い方</Secondary></IndexTerm> 各ブック、および、ブック内の各セクションは、ロケータという固有の識別子をもっています。インフォメーション・マネージャでは、ロケータを表示することができ、ロケータを使用してそれが識別するセクションにアクセスすることができます。 ロケータの表示<IndexTerm><Primary>ロケータを表示</Primary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>ロケータ</Primary><Secondary>ロケータの表示</Secondary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>位置</Primary><Secondary>位置のロケータの表示</Secondary></IndexTerm> 現在表示中のブックおよびセクションに関するロケータを表示するためには、[ブラウザ]メニューから[ロケータを表示]を選択してください。 インフォメーション・マネージャはウィンドウの下のメッセージ領域にロケータを表示します。 後であるセクションに戻ってくるためには、そこのロケータを記録しておき、[ロケータを開く]でそれを指定します。 ロケータへ<IndexTerm><Primary>ロケータを開く</Primary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>ロケータ</Primary><Secondary>ロケータを開く</Secondary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>位置</Primary><Secondary>位置のロケータを開く</Secondary></IndexTerm> [ロケータを表示]で先に識別したロケータをもつセクションに戻るためには、[行先]メニューから[ロケータを開く]を選択します。インフォメーション・マネージャはセクションのロケータを指定できるように次のダイアログを表示します。
ロケータを開くダイアログ
行先セクションのロケータを指定してください。 該当セクションに行ってもダイアログを開いたままにしておくためには、[適用]をクリックします。該当セクションに行ってダイアログを閉じるためには、[了解]をクリックします。
リンクをたどる<IndexTerm><Primary>ナビゲート</Primary><Secondary>ナビゲートでリンクをたどる</Secondary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>リンク</Primary><Secondary>リンクをたどる</Secondary></IndexTerm> インフォメーション・マネージャでは、ハイパーテキスト・リンクは、ボールド、下線、および、色付きのテキストで表示されます。リンクは次の部分へ「ジャンプ」するための迅速な方法を提供します。 現在のセクションの他の部分 同一ブックの他のセクション インフォメーション・ライブラリ内の他のブック 閲覧ウィンドウでリンクをたどるためには、ポインタをリンク・テキストに位置させてクリックします。リスト・ウィンドウ(セクション・ヒストリ・リストなど)でリンクをたどるためには、ポインタをリンクに位置させてダブルクリックします。 くくりつけ状態でない閲覧ウィンドウからリンクをたどる場合、インフォメーション・マネージャは現在のセクションを新しいセクションで置き換えます。閲覧ウィンドウがくくりつけ状態である場合は、インフォメーション・マネージャは新しい閲覧ウィンドウを開いて新しいセクションを表示します。 リンク先のプレビュー <IndexTerm><Primary>リンク</Primary><Secondary>リンク先のプレビュー</Secondary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>ナビゲート</Primary><Secondary>ナビゲートにおけるリンク先のプレビュー</Secondary></IndexTerm> 閲覧ウィンドウからリンク先をプレビューした後にリンクをたどるかどうか決定することができます。リンク先セクションのタイトルを参照するためには、次のようにします。 ポインタをリンク上に位置させます。 マウスの左ボタンを押したまま保持します。インフォメーション・マネージャがウィンドウの下のメッセージ領域にリンク先を表示します。 リンクをたどるには、マウス・ボタンを離します。リンクをたどらないことにした場合は、ポインタをリンクの外へ移動させてからマウス・ボタンを離します。 ステップの取り消し<IndexTerm><Primary>ナビゲート</Primary><Secondary>ナビゲートにおけるステップの取り消し</Secondary></IndexTerm> ブラウザ・セッションで以前に表示していたセクションに戻りたい場合があります。次の方法のいずれかによりセクションを再訪することができます。 セクション・ヒストリ・リスト。を参照してください。 ヒストリ矢印。を参照してください。 セクション・ヒストリ・リストの使い方<IndexTerm><Primary>ナビゲート</Primary><Secondary>セクション・ヒストリ・リストでナビゲート</Secondary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>ステップの取り消し</Primary><Secondary>セクション・ヒストリ・リストでステップの取り消し</Secondary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>セクション・ヒストリ・リスト</Primary></IndexTerm> インフォメーション・マネージャは、現在のブラウザ・セッション中に訪れたセクションの記録を表示します。次の図のように、セクション・ヒストリ・リストを開くことにより、閲覧したセクションを迅速に確認することができます。
セクション・ヒストリ・リスト
セクション・ヒストリ・リストには、最近まで訪れたセクションが含まれています。ひとつのセクションをひとつのセッションで2度以上訪れても、インフォメーション・マネージャは1度しかリストしません。 セクション・ヒストリ・リストを使用するためには、次のようにします。 閲覧ウィンドウの[行先]メニューから[ヒストリ]を選択します。インフォメーション・マネージャは、セクション・ヒストリ・リストを表示します。 リスト内のセクションに移動するためには、セクションのタイトルをダブルクリックするか、または、セクションのタイトルを強調表示させて[表示]をクリックするかします。閲覧ウィンドウがくくりつけでない状態の場合は、インフォメーション・マネージャは現在のセクションを新しいセクションで置き換えます。閲覧ウィンドウがくくりつけ状態である場合は、インフォメーション・マネージャはもうひとつ閲覧ウィンドウを開いて新しいセクションを表示します。 以前に表示していたセクションに戻らずにセクション・ヒストリ・リストを閉じるには、[閉じる]をクリックします。
ヒストリ矢印の使い方<IndexTerm><Primary>矢印</Primary><Secondary>ヒストリ矢印</Secondary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>ヒストリ矢印</Primary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>ナビゲート</Primary><Secondary>ヒストリ矢印でナビゲート</Secondary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>ステップの取り消し</Primary><Secondary>ヒストリ矢印でステップの取り消し</Secondary></IndexTerm> 先に表示されていた一連のセクションの間を後方や前方に移動したい場合があります。閲覧ウィンドウのヒストリ矢印を使用して、閲覧済みのセクション間を閲覧した順に移動することができます。ヒストリ矢印は閲覧ウィンドウのツールバーの先頭、ブラウズ矢印の左側に表示されます。 [行先]メニューから[前へ]および[次へ]を選択することにより同じ機能を実行することができます。 ブラウザ・セッションで同一のセクションを2度以上訪れた場合は、ヒストリ矢印は同じことをします。 左ヒストリ矢印はセクション・リスト内を後方に進みます。右ヒストリ矢印は前方に進みます。 セクション・リストの最初または最後に位置している時は、左または右ヒストリ矢印は選択不可能になります。その方向にはそれ以上進めないことを示しています。
先行セクションの表示<IndexTerm><Primary>ナビゲート</Primary><Secondary>セクション・タイトル・ボタンでナビゲート</Secondary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>ステップの取り消し</Primary><Secondary>セクション・タイトル・ボタンでステップの取り消し</Secondary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>セクション</Primary><Secondary>先行セクションの表示</Secondary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>先行セクション</Primary><Secondary>先行セクションの表示</Secondary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>[セクション・タイトル]ボタン</Primary></IndexTerm> 現在のセクションで表示されているよりももっと一般的な情報がほしい場合や、閲覧中の情報のレベルについてもっと相関的に見通したい場合があります。言い換えれば、ブック構造において現在のセクションに先行するセクションのリストを見たいということです。 先行するセクションのリストを表示するためには、表示領域のすぐ上にある[セクション・タイトル]ボタンをクリックします。 インフォメーション・マネージャはセクション・タイトルのリストを表示します。 セクションのブックを含むライブラリの名前まで、後方にスクロールすることができます。 リストの上位2項目はブックケースとインフォメーション・ライブラリを表わしています。これらは特定のセクションを識別するものではないので、選択することはできません。 リスト内でいずれかのセクションに移動するためには、そのタイトルをクリックします。閲覧ウィンドウがくくりつけでない状態の場合は、インフォメーション・マネージャは現在のセクションを新しいセクションで置き換えます。閲覧ウィンドウがくくりつけ状態である場合は、インフォメーション・マネージャはもうひとつ閲覧ウィンドウを開いて新しいセクションを表示します。 別のセクションに移動せずにセクション・リストを閉じたい場合は、[セクション・タイトル]ボタンを再度クリックしてください。 グラフィカル・マップでナビゲート<IndexTerm><Primary>マップ</Primary><Secondary>マップでナビゲート</Secondary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>グラフィカル・マップ</Primary></IndexTerm><IndexTerm><Primary>ナビゲート</Primary><Secondary>グラフィカル・マップでナビゲート</Secondary></IndexTerm> ブック構成における自分の位置を確認するために、そのセクションのグラフィカル・マップを表示することができます。マップはグラフィカルな「ツリー」で、ブックのセクションのタイトルを表示します。マップでは、ブック全体にわたる構成をより簡単にみることができます。
グラフィカル・マップ
マップを開く<IndexTerm><Primary>グラフィカル・マップ</Primary><Secondary>グラフィカル・マップを開く</Secondary></IndexTerm> マップを表示するためには、閲覧ウィンドウのツール・バーにある[グラフィカル・マップ]ボタンをクリックするか、もしくは、[ウィンドウ]メニューから[グラフィカル・マップ]を選択します。 インフォメーション・マネージャはグラフィカル・マップを開きます。グラフィカル・マップは、現在のセクションのタイトルと、ブック内のその他のセクションのタイトルを表示します。 マップをパンする<IndexTerm><Primary>グラフィカル・マップ</Primary><Secondary>グラフィカル・マップをパンする</Secondary></IndexTerm> 現在表示されていないセクション・タイトルをみるために、マップをパンすることができます。通常マップは大きすぎて全体を表示しきれないので、この機能は有用です。 グラフィカル・マップは左上隅にパナー・ボックスを含んでおり、マップのどの部分を表示するかを選択するのに使用することができます。 マップをパンするには、次のようにします。 ポインタをローカルなセクション・マップのパナー・ボックス上に位置させます。 マウスの左ボタンを押したまま保持します。 マウスをドラッグし、見たいマップの部分を表示させます。たとえば、パナー・ボックスをマップの右境界線で隠れているビュー・タイトルの右に移動させます。 ウィンドウのサイズを変更することにより、グラフィカル・マップ全体のサイズを調整することもできます。 マップからセクションへ<IndexTerm><Primary>グラフィカル・マップ</Primary><Secondary>グラフィカル・マップからセクションへ</Secondary></IndexTerm> グラフィカル・マップに表示されているセクションを見るためには、セクションのタイトルをクリックします。閲覧ウィンドウがくくりつけでない状態の場合は、インフォメーション・マネージャは現在のセクションを新しいセクションで置き換えます。閲覧ウィンドウがくくりつけ状態である場合は、インフォメーション・マネージャは閲覧ウィンドウをもうひとつ開いて新しいセクションを表示します。 グラフィカル・マップの更新<IndexTerm><Primary>マップ</Primary><Secondary>マップの更新</Secondary></IndexTerm> グラフィカル・マップを更新してブックにおける現在の位置を表示したい場合、グラフィカル・マップ・ウィンドウの右上にある[自動更新]ボタンをクリックします。ブック内を移動する度にその位置がグラフィカル・マップに自動的に反映されるようにする場合は、[オプション]メニューから[マップの設定の変更]を選択し[自動更新]を「する」に設定します。