メッセージ・ツールキット ToolTalkメッセージ・ツールキットは、 ToolTalkアプリケーション・プログラミン グ・インタフェース(API)のハイレベルなインタフェースです。同じメッセージ・プロト コルに準拠する他のアプリケーションとの最適な相互運用のための基本的なToolTalkのメッ セージと機能をアプリケーションへ簡単に統合できるよう共通の定義と規約を提供します。 ToolTalkメッセージ・ツールキットのメッセージの大部分は標準ToolTalkメッセージ ・セットに含まれています。メッセージ・ツールキットの関数は別々にコーディングする 必要があるいくつかのタスクを透過的に処理します。たとえば、 ttdt_file_join ttdt_file_join関数はパターンを登録し、指定された 配信範囲にある指定のファイルへのDeleted、Reverted、Moved、およびSaved通知を監視し ます。コールバック・メッセージも呼び出します。 ToolTalkメッセージ・ツールキットの一般的な説明 相互運用は、別々に開発されたアプリケーションを同時に実行する場合には重要な テーマです。相互運用アプリケーションの開発者は、ツールキットのメッセージを一致させ ています。つまり、プロトコルは小型の十分に定義されたインタフェースを形成します。こ のインタフェースは、アプリケーションの自律性を最大限にします。 ToolTalkメッセージ・ツールキットは、アプリケーションの相互運用において重要で あり、メッセージに対する完全なサポートを提供します。メッセージ・プロトコル仕様は、 メッセージの設定とアプリケーションがメッセージを受信したときの動作を含んでいます。 これらのメッセージは、アプリケーションの機能を利用するために既存のアプリケーション に対して更新できます。共有している情報を送信、受信、および使用するために既存の アプリケーションにこれらのメッセージを簡単に追加することができます。 ToolTalkメッセージ規約に準拠しているツールは、意味が異なる場合同じToolTalk 構文を使用しません。同じ意味の場合は異なるToolTalk構文を使用するのでツール間の通信 に失敗することもありません。プロトコルが監視されている場合、互いに影響を及ぼすこと なく連携するアプリケーションを変更したり置き換えることもできます。 メッセージ・ツールキットのメッセージの大部分は標準ToolTalkメッセージ・セット に含まれています。標準ToolTalkメッセージ・セットの詳細については、 ToolTalk Reference Manualを参照してください。 に、この章で説明する 関数の一覧を示します。これらの関数は、ToolTalkメッセージ・ツールキットの一部を構成 します。 ToolTalkメッセージ・ツールキット関数 関数 説明 ttdt_close ToolTalk通信終端を破棄します。 ttdt_file_event ファイルに関するイベントを通知します ttdt_file_join ファイルに関するToolTalkイベントを監視できるように登録します。 ttdt_file_notice ファイルに関する標準ToolTalk通知を作成して送信します。 ttdt_file_quit ファイルに関するToolTalkイベントにおける配信対象を登録解除します。 ttdt_file_request ファイルに関する標準ToolTalk要求を作成して送信します。 ttdt_Get_Modified ファイルに変更内容を保留しているToolTalkクライアントがないかどうかを 問い合わせます。 ttdt_message_accept ToolTalk要求の処理を引き受けます。 ttdt_open ToolTalk通信終端を作成します。 ttdt_Revert ファイルの内容を最後に保存した内容に戻すようToolTalkクライアントに 要求します。 ttdt_Save ToolTalkクライアントがファイルを保存するよう要求します。 ttdt_sender_imprint_on ツールに指定のToolTalkツールの動作や特性をエミュレートさせます。 ttdt_session_join ToolTalkセッションに参加し、多くの標準デスクトップ・メッセージの パターンとデフォルトのコールバックを登録します。 ttdt_session_quit セッションに参加した時に登録したパターンとデフォルトのコールバックを すべて登録解除し、ToolTalkセッションを終了します。 ttdt_subcontract_manage 未処理の要求を管理します。 ttmedia_Deposit ドキュメントにチェックポイントを設定するためのDeposit要求を送信 します。 ttmedia_load ドキュメントの表示、編集、作成のためのMedia Exchange要求を作成して 送信します。 ttmedia_load_reply Display要求、Edit要求、Compose要求に返信します。 ttmedia_ptype_declare Media Exchangeメディア・エディタのptypeを宣言します。 tttk_block_while 返信などの待機中にプログラムをブロックします。 tttk_message_abandon メッセージを無視または拒否してから破棄します。 tttk_message_create メッセージ規約に準拠しているメッセージを作成します。 tttk_message_fail メッセージを無視します。 tttk_message_receive 次のToolTalkメッセージを取り出します。 tttk_message_reject メッセージを拒否します。 tttk_op_string オペレーションに対する文字列を返します。 tttk_string_op 文字列に対するオペレーションを返します。 tttk_Xt_input_handler XtクライアントのためのToolTalkイベントを処理します。
ツールキットの規約 ツールキットのメッセージ規約の大部分は、標準ToolTalkメッセージ・セットの記述 で構成されます。この節では、特定の標準メッセージ・セットには関係ない規約について 説明します。 メッセージ・ツールキット規約 フィールド 説明 fileAttrib メッセージのファイル属性を設定できるかどうか、または設定する必要があ るかどうかを示します。ToolTalkサービスには、各メッセージがファイルを参照し、名前が 付いているファイルを「配信対象」としているクライアントにメッセージを配信 できる機能(「ファイル配信範囲指定機能」と呼ぶ)があります。 opName オペレーションまたはイベントの名前(「op」ともいう)。重要 なのは、ツールが異なっても意味が同じものに対しては同じopNameを使用することです。 メッセージが標準のものではない場合、そのopNameは一意でなければいけません。たとえば 、opNameにCompany_Product Acme_HoarkTool_Hoark_My_Frammistatなど)という接頭辞を付けます。 requiredArgs メッセージに必ず含まれていなければならない引き数。 optionalArgs メッセージに含まれることもある特別引き数。メッセージ内のオプションの 引き数は、指定の順序で必須の引き数の後ろに指定しなければなりません。 vtype argumentName 特定の引き数についての記述。vtypeは、メッセージ引き数に含まれるデー タの種類を表す文字列で、プログラマが定義します。ToolTalkサービスは、送信メッセージ ・インスタンスと登録されているメッセージ・パターンとを照合する場合にだけvtypeを 使用します。各vtypeは、規約により一般的な単一の既知のデータ型に対応づけなければな りません。
アプリケーション記述時のメッセージ・ツールキットの使用 ツールキットを使用するには、 ToolTalkメッセージ・ツールキットのヘッダ・ファイル ファイル ToolTalkメッセージ・ツールキットのヘッダ ToolTalkメッセージ・ツールキットのヘッダ・ファイルを組み込みます。 #include <Tt/tttk.h> ToolTalkメッセージ・ツールキット この節では、ToolTalkメッセージ・ツールキットの一部である関数について説明しま す。 <IndexTerm> <Primary>ttdt_close</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttdt_close</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttdt_close</Secondary> </IndexTerm>ttdt_close Tt_status ttdt_close( const char * procid, const char * new_procid, int sendStopped ); ttdt_close関数は、ToolTalk通信終端を破棄します。この関 数は、 ToolTalk関数 tt_close tt_close関数 ToolTalk関数tt_closeを呼び出します。 procidの値が!= 0の場合、この関数は次を 呼び出します。 tt_default_procid_set( procid )tt_default_procid_set( procid ) new_procidの値が!= 0の場合、この関数 は次を呼び出します。 tt_default_procid_set( new_procid )tt_default_procid_set( new_procid ) sendStoppedパラメータが設定されている場合、この関数は Stopped通知 Stopped通知を送信します。 ttdt_close関数は、ToolTalk関数 tt_default_procid_set関数 ToolTalk関数 tt_default_procid_set tt_default_procid_setおよびtt_close が返すどのようなエラーも可能性があります。Sending通知が失敗した場合、 エラーは伝達されません。 <IndexTerm> <Primary>ttdt_file_event</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttdt_file_event</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttdt_file_event</Secondary> </IndexTerm>ttdt_file_event Tt_status ttdt_file_event( Tt_message context, Tttk_op event, Tt_pattern * patterns, int send ); ttdt_file_event関数は、ToolTalkサービスを介してファイル に関するイベントを通知します。この関数は、指定されたファイルに関係のあるイベントを 知らせるToolTalkメッセージを作成し、必要に応じて送信します。このファイルは、 ttdt_file_join メッセージ・セット ツールキット ttdt_file_join ツールキット・メッセージ ttdt_file_join patternsの作成時に、 ttdt_file_join関数に渡されたパス名で示されます。 では、 eventパラメータの値に対応する通知内容を示します。 eventパラメータの通知内容 通知されるevent 通知内容 TTDT_MODIFIED TTDT_MODIFIED ttdt_file_join関数に渡された配信範囲を登録し、 Get_Modified要求 Get_Modified要求、 Save要求 Save要求、 Revert要求 Revert要求を処理する配信対象ツールへイベントを通知します。 TTDT_SAVED TTDT_SAVED, TTDT_REVERTED TTDT_REVERTED Get_Modified要求、Save要求、Revert要求のハンドラ・パターンを登録解除 します。sendパラメータが設定された場合、配信範囲に 応じて Saved通知 Saved通知か Reverted通知 Reverted通知を送信します。
sendパラメータを設定すると、配信範囲に Modified通知 Modified通知を送信します。 contextパラメータがゼロ以外の値のとき、このルーチンによっ て作成されるメッセージはスロット名が ENV_ ENV_で始まるすべてのコンテキストを継承します。 では、この関数が返す 可能性のあるエラーの一覧を示します。 ttdt_file_eventが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_DESKTOP_EINVAL エラー・メッセージ TT_DESKTOP_EINVAL TT_DESKTOP_EINVAL イベント通知が無効です。有効なイベント通知は、 TTDT_MODIFIEDTTD_TSAVEDTTDT_REVERTEDです。 TT_ERR_POINTER エラー・メッセージ TT_ERR_POINTER TT_ERR_POINTER patternsパラメータがNULLです。 TT_ERR_OVERFLOW エラー・メッセージ TT_ERR_OVERFLOW TT_ERR_OVERFLOW ToolTalkサービスが受信したメッセージの数が、正しく処理可能なアクティ ブ・メッセージの最大数(2000)に達しました。 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。
<IndexTerm> <Primary>ttdt_file_join</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttdt_file_join</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttdt_file_join</Secondary> </IndexTerm>ttdt_file_join Tt_message ( *Ttdt_file_cb) ( Tt_message msg, Tttk_op op, char * pathname, void * clientdata, int same_euid_egid, int same_procid ); Tt_pattern * ttdt_file_join( const char * pathname, Tt_scope the_scope, int join, Ttdt_file_cb cb, void * clientdata ); ttdt_file_join関数は、指定のファイルに関するToolTalk イベントを監視できるように登録します。 Deleted通知 Deleted、 Modified通知 Modified、 Reverted通知 Reverted、 Moved通知 Moved、 Saved通知 Savedの5種類の通知を監視するように配信範囲に登録します。 コールバック・メッセージ引き数 Ttdt_file_cb Ttdt_file_cbは、 に示すパラメータ を取ります。 Ttdt_file_cbが取るパラメータ パラメータ 説明 message 送信中のメッセージ。 op 要求されているオペレーション。 pathname メッセージに関連付けられたファイルのパス名。このコピーは、 tt_free ToolTalk関数 tt_free ToolTalk関数tt_freeで解放できます。 clientdata メッセージに含まれているクライアント・データ same_euid_egid 送信側を識別するフラグ。この値がtrueの場合は、送信側の信頼性は高いで す。 same_procid 送信側を識別するフラグ。この値がtrueの場合は、送信側のprocidは受信側 と同じです。
the_scopeパラメータの値がゼロ(つまり、 TT_SCOPE_NONE TT_SCOPE_NONE)の場合、 ファイルの配信範囲はデフォルト( TT_BOTH TT_BOTH)に設定されます。しかし、たとえば ToolTalkデータベース・サーバrpc.ttdbserverpathnameを所有するファイル・サーバにインストールされていない 場合、ファイル配信範囲は TT_FILE_IN_SESSION TT_FILE_IN_SESSIONに設定されます。 ttdt_file_jointhe_scopeの値およ びpathnameのコピーとをTt_patterns型の戻り 値に関連付けることで、ttdt_file_quit関数がパターンにアクセス することを可能にします。呼び出し側は、ttdt_file_join呼び出し が返ると、pathnameを変更または解放することができます。 joinパラメータの値がtrueの場合、この関数は次を呼び出します。 tt_file_join( pathname )tt_file_join( pathname ) この関数は、NULLで終了するTt_pattern型の配列を返しま す。この配列を破棄するには、 ttdt_file_quit メッセージ・セット ツールキット ttdt_file_quit ツールキット・メッセージ ttdt_file_quit ttdt_file_quit関数を使用します。エラーが返される 場合、返された配列は tt_ptr_error tt_ptr_errorで解読できるエラー・ポインタです。 は、 ttdt_file_join関数が返す可能性のあるエラーの一覧です。 ttdt_file_joinが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが 実行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがイン ストールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_DBAVAIL エラー・メッセージ TT_ERR_DBAVAIL TT_ERR_DBAVAIL ToolTalkサービスが、このオペレーションに必要なToolTalkデータベースに アクセスできませんでした。 TT_ERR_DBEXIST エラー・メッセージ TT_ERR_DBEXIST TT_ERR_DBEXIST ToolTalkサービスが、指定されたToolTalkデータベースを予期した場所で見 つけることができませんでした。 TT_ERR_PATH エラー・メッセージ TT_ERR_PATH TT_ERR_PATH ToolTalkサービスが、指定されたファイル・パス名でディレクトリを読み取 ることができませんでした。 TT_ERR_NOMEM エラー・メッセージ TT_ERR_NOMEM TT_ERR_NOMEM オペレーションを実行するのに十分なメモリがありません。
<IndexTerm> <Primary>ttdt_file_notice</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttdt_file_notice</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttdt_file_notice</Secondary> </IndexTerm>ttdt_file_notice Tt_message ttdt_file_notice( Tt_message context, Tttk_op op, Tt_scope scope, const char * pathname, int send_and_destroy ); ttdt_file_notice関数は、ファイルに関する標準ToolTalk 通知を作成し、必要に応じて送信します。 Created通知 Created、 Deleted通知 Deleted、 Moved通知 Moved、 Reverted通知 Reverted、 Saved通知 Saved、 Modified通知 Modifiedの6種類の標準ファイル通知を作成するには、この関数を使用しま す。 ttdt_file_event メッセージ・セット ツールキット ttdt_file_event ツールキット・メッセージ ttdt_file_event ttdt_file_event関数は、ttdt_file_notice 関数よりもハイレベルなインタフェースです。Moved通知以外のすべての通知を 送信する場合は、この関数を使用するようにしてください。 contextパラメータがゼロ以外の値のとき、このルーチンによっ て作成されるメッセージは、スロット名がENV_で始まるすべての コンテキストを継承します。 この関数は指定のopパラメータと scopeパラメータで通知を作成し、そのファイルの属性を pathnameパラメータに設定します。 send_and_destroyパラメータを設定すると、この関数はメッ セージを送信してから破棄します。 send_and_destroyパラメータの値がfalseの場合、作成された メッセージが返されます。send_and_destroyパラメータの値がtrue の場合、ゼロが返されます。 エラーが発生すると、エラー・ポインタが返されます。Tt_status を調べるには、tt_ptr_errorを使用します。 では、この関数が返す 可能性のあるエラーについて説明します。 ttdt_file_noticeが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_PROCID エラー・メッセージ TT_ERR_PROCID TT_ERR_PROCID 指定されたプロセス識別子が旧式か、無効です。 TT_ERR_NOMEM エラー・メッセージ TT_ERR_NOMEM TT_ERR_NOMEM オペレーションを実行するのに十分なメモリがありません。 TT_ERR_OVERFLOW エラー・メッセージ TT_ERR_OVERFLOW TT_ERR_OVERFLOW ToolTalkサービスが受信したメッセージの数が、正しく処理可能なアクティ ブ・メッセージの最大数(2000)に達しました。 TT_ERR_DBAVAIL エラー・メッセージ TT_ERR_DBAVAIL TT_ERR_DBAVAIL ToolTalkサービスが、このオペレーションに必要なToolTalkデータベースに アクセスできませんでした。 TT_ERR_DBEXIST エラー・メッセージ TT_ERR_DBEXIST TT_ERR_DBEXIST ToolTalkサービスが、指定されたToolTalkデータベースを予期した場所で見 つけることができませんでした。 TT_DESKTOP_EINVAL エラー・メッセージ TT_DESKTOP_EINVAL TT_DESKTOP_EINVAL オペレーションが移動され、send_and_destroy パラメータの値がtrueです。 TT_ERR_POINTER エラー・メッセージ TT_ERR_POINTER TT_ERR_POINTER パス名がNULLか、ToolTalkエラー・ポインタでした。
<IndexTerm> <Primary>ttdt_file_quit</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttdt_file_quit</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttdt_file_quit</Secondary> </IndexTerm>ttdt_file_quit Tt_status ttdt_file_quit( Tt_pattern * patterns, int quit ); ttdt_file_quit関数は、ファイルのToolTalkイベントにおけ る配信対象を登録解除します。この関数はパターンを破棄します。 quitパラメータが設定されると、この関数は次を呼び出します。 tt_file_quit( pathname )tt_file_quit( pathname ) ttdt_file_join メッセージ・セット ツールキット ttdt_file_join ツールキット・メッセージ ttdt_file_join patternsの作成時にttdt_file_join 関数に渡したパス名における配信対象を登録解除する場合にこの関数を使用し ます。 にこの関数が返す可能性 のあるエラーの一覧を示します。 ttdt_file_quitが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_PROCID エラー・メッセージ TT_ERR_PROCID TT_ERR_PROCID 指定されたプロセス識別子が旧式か、無効です。 TT_ERR_DBAVAIL エラー・メッセージ TT_ERR_DBAVAIL TT_ERR_DBAVAIL ToolTalkサービスが、このオペレーションに必要なToolTalkデータベースに アクセスできませんでした。 TT_ERR_DBEXIST エラー・メッセージ TT_ERR_DBEXIST TT_ERR_DBEXIST ToolTalkサービスが、指定されたToolTalkデータベースを予期した場所で見 つけることができませんでした。 TT_ERR_POINTER エラー・メッセージ TT_ERR_POINTER TT_ERR_POINTER パターンがNULLが、無効です。
<IndexTerm> <Primary>ttdt_file_request</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttdt_file_request</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttdt_file_request</Secondary> </IndexTerm>ttdt_file_request Tt_message ttdt_file_request( Tt_message context, Tttk_op op, Tt_scope scope, const char pathname, Ttdt_file_cb cb, void client_data, int send_and_destroy ); ttdt_file_request関数は、標準デスクトップのファイルに対 する配信範囲指定要求(Get_Modified、Save、Revertなど)を作成し、必要に応じて送信し ます。 この関数は、 ttdt_Get_Modified関数、 tdt_Get_Modified ttdt_Save関数、 ttdt_Save ttdt_Revert ttdt_Revert 関数よりもローレベルのインタフェースです。要求を作成してから送信し、そ の応答に応じてブロックします。 ttdt_file_request関数は、指定の opscopeで要求を作成し、そのファイル 属性をpathnameに設定します。デスクトップ・メッセ ージ規約に従い、TT_INとvtype Fileのまだ 設定されていないTt_mode型引き数が要求に追加されます。指定のオペレーションが TTDT_GET_MODIFIED TTDT_GET_MODIFIEDの場合は、 TT_OUTとvtype Booleanのまだ設定されていな いTt_mode型引き数も要求に追加されます。 context以外の値のとき、このルーチンによって 作成される要求は、スロット名がENV_で始まるすべてのコンテキス トをcontextから継承します。 この関数は、作成された要求のメッセージ・コールバックとしてcb をインストールし、クライアント・データが確実にコールバックに渡されるよ うにします。sendがtrueの場合、この関数はハンドルを返す前に要 求を送信します。 この関数は正常終了時に、作成されたTt_messageを返します。エラーが発生すると、 エラー・ポインタが返されます。Tt_statusを調べるには、tt_ptr_error を使用します。 には、この関数が返す 可能性のあるエラーの一覧を示します。 ttdt_file_requestが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_PROCID エラー・メッセージ TT_ERR_PROCID TT_ERR_PROCID 指定されたプロセス識別子が旧式か、無効です。 TT_ERR_NOMEM エラー・メッセージ TT_ERR_NOMEM TT_ERR_NOMEM オペレーションを実行するのに十分なメモリがありません。 TT_ERR_OVERFLOW エラー・メッセージ TT_ERR_OVERFLOW TT_ERR_OVERFLOW ToolTalkサービスが受信したメッセージの数が、正しく処理可能なアクテ ィブ・メッセージの最大数(2000)に達しました。 TT_ERR_DBAVAIL エラー・メッセージ TT_ERR_DBAVAIL TT_ERR_DBAVAIL ToolTalkサービスが、このオペレーションに必要なToolTalkデータベースに アクセスできませんでした。 TT_ERR_DBEXIST エラー・メッセージ TT_ERR_DBEXIST TT_ERR_DBEXIST ToolTalkサービスが、指定されたToolTalkデータベースを予期した場所で見 つけることができませんでした。 TT_ERR_POINTER エラー・メッセージ TT_ERR_POINTER TT_ERR_POINTER パス名がNULLか、無効です。
<IndexTerm> <Primary>ttdt_Get_Modified</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttdt_Get_Modified</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttdt_Get_Modified</Secondary> </IndexTerm>ttdt_Get_Modified int ttdt_Get_Modified( Tt_message context, const char * pathname, Tt_scope the_scope, XtAppContext app2run, int ms_timeout ); ttdt_Get_Modified関数は、ファイルに変更内容を保留してい るToolTalkクライアントがないかどうか問い合わせます。この関数は、 Get_Modified要求 Get_Modified要求を送信して応答を待ちます。 contextパラメータがゼロ以外の値のとき、この ルーチンによって作成されるメッセージは、スロット名がENV_で 始まるすべてのコンテキストを継承します。 Get_Modified要求は、固定表示を行うつもりのpathname に変更内容を保留しているToolTalkクライアントがないかどうか問い合わせ ます。 the_scopeパラメータは、Get_Modified要求が送信される配信 範囲を示します。このパラメータの値がゼロ(つまり TT_SCOPE_NONE TT_SCOPE_NONE)の場合、ファイルの配信範囲は デフォルト( TT_BOTH TT_BOTH)に設定されます。しかし、 たとえばToolTalkデータベース・サーバrpc.ttdbserverが、 pathnameを所有するファイル・サーバにインストール されていない場合、ファイル配信範囲は TT_FILE_IN_SESSION TT_FILE_IN_SESSIONに設定されます。 app2runパラメータとms_timeout パラメータは、 tttk_block_while メッセージ・セット ツールキット tttk_block_while ツールキット・メッセージ tttk_block_while この関数が送信するGet_Modified要求への応答をブロックするために、 tttk_block_while関数に渡されます。 Get_Modified要求が指定のタイムアウト時間内に肯定応答を受信すると、 ttdt_Get_Modified関数はゼロ以外を返します。そうでない場合は、 ゼロを返します。この呼び出しはエラーを返しません。 <IndexTerm> <Primary>ttdt_message_accept</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ttdt_message_receive</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttdt_message_accept</Secondary> </IndexTerm>ttdt_message_accept Tt_pattern * ttdt_message_accept( Tt_message contract, Ttdt_contract_cb cb, void * clientdata, Widget shell, int accept, int sendStatus ); ttdt_message_accept関数は、ToolTalk要求を処理することを 受け入れます。ツールは、要求の処理(つまり、無視したり拒否したりすること)を受け入 れる場合にこの関数を呼び出します。 Ttdt_contract_cb argument Ttdt_contract_cb引き数は、 に示すパラメータを 取ります。 Ttdt_contract_cb引き数が取るパラメータ パラメータ 説明 Tt_message msg 通信状態にある要求。 クライアント・プログラムは、この要求を無視または拒否する、あるいはメッセージに応答 します。 Tttk_op op 着信中の要求のオペレーション Widget shell ttdt_message_accept関数に渡すシェル。 void *clientdata ttdt_message_accept関数に渡すクライアント・ データ。 Tt_message contract ttdt_message_accept関数に渡すコントラクト。
メッセージmsgを正常に処理すると、コールバックはゼロを 返します。そうでない場合は、Tt _messageに送られた tt_error_pointerを返します。 メッセージmsgを処理しない場合、コールバックはメッセージ を返し、TT_CALLBACK_CONTINUEルーチンを呼び出しスタックに渡し てメッセージを他のコールバックに提供するか、メッセージを tt_message_receive呼び出しに返します。 ttdt_message_accept関数は、ハンドラを宛先とする要求( を参照してください) をデフォルト・セッションで登録します。 ttdt_message_acceptが登録する要求 要求 How Request Is Handled Get_Geometry要求 Get_Geometr y, Set_Geometry要求 Set_Geometr y shellパラメータがNULLでない場合は、 これらの要求は透過的に処理されます。shellパラメー タがNULLで、cbパラメータがNULLでない場合は、これらの要求はコ ールバック・ルーチンに渡されます。それ以外の場合は、これらの要求はエラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Get_Iconified要求 Get_Iconifi ed, Set_Iconified要求 Set_Iconifi ed shellパラメータがNULLでない場合は、 これらの要求は透過的に処理されます。shellパラメー タがNULLで、cbパラメータがNULLでない場合は、これらの要求はコ ールバック・ルーチンに渡されます。それ以外の場合は、これらの要求はエラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Get_Mapped要求 Get_Mapped, Set_Mapped要求 Set_Mapped shellパラメータがNULLでない場合は、 これらの要求は透過的に処理されます。shellパラメー タがNULLで、cbパラメータがNULLでない場合は、これらの要求はコ ールバック・ルーチンに渡されます。それ以外の場合は、これらの要求はエラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Raise要求 Raise shellパラメータがNULLでない場合は、 これらの要求は透過的に処理されます。shellパラメー タがNULLで、cbパラメータがNULLでない場合は、これらの要求はコ ールバック・ルーチンに渡されます。それ以外の場合は、これらの要求はエラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Lower要求 Lower shellパラメータがNULLでない場合は、 これらの要求は透過的に処理されます。shellパラメー タがNULLで、cbパラメータがNULLでない場合は、これらの要求はコ ールバック・ルーチンに渡されます。それ以外の場合は、これらの要求はエラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Get_XInfo, Get_XInfo要求 Set_XInfo Set_XInfo要求 shellパラメータがNULLでない場合は、 これらの要求は透過的に処理されます。shellパラメー タがNULLで、cbパラメータがNULLでない場合は、これらの要求はコ ールバック・ルーチンに渡されます。それ以外の場合は、これらの要求はエラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Pause要求 Pause cbパラメータがNULLでない場合、この要求はコールバ ック・ルーチンに渡されます。それ以外の場合は、この要求はエラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Resume要求 Resume cbパラメータがNULLでない場合、この要求はコールバ ック・ルーチンに渡されます。それ以外の場合は、この要求はエラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Quit要求 Quit cbパラメータがNULLでない場合、この要求はコールバ ック・ルーチンに渡されます。それ以外の場合は、この要求はエラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Get_Status要求 Get_Status cbパラメータがNULLでない場合、この要求はコールバ ック・ルーチンに渡されます。それ以外の場合は、この要求はエラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。
contract引き数が TT_WRN_START_MESSAGE TT_WRN_START_MESSAGEメッセージ・ステータスの時、 メッセージはツールを起動します。 起動したツールは、そのptypeにすでにディスパッチされているほかのメッセージを 受信するため、コントラクトを受け入れる前に使用したい配信範囲に参加する必要がありま す。そうしないと、ツールは動作中にそのptypeの宣言を解除しなければなりません。ツー ルがどの配信範囲にも参加していないと、ディスパッチされたメッセージによってptypeの 他のインスタンスが起動されます。 acceptがtureの場合、ttdt_message_accept関数は次を呼び出します。 tt_message_accept( contract ) tt_message_accept( contract ) sendStatus引き数がtrueの場合、 ttdt_open メッセージ・セット ツールキット ttdt_open ツールキット・メッセージ ttdt_open ttdt_open関数に渡されたパラメータ(存在する場合) を使用して、ttdt_message_accept関数は要求側にStatus通知を送信 します。 この関数は、NULLで終了するTt_pattern型の配列を返しま す。この配列を破棄する場合は、 tttk_patterns_destroy メッセージ・セット ツールキット tttk_patterns_destroy ツールキット・メッセージ tttk_patterns_destroy tttk_patterns_destroy関数を使用します。エラーが 返される場合、返された配列は tt_ptr_error tt_ptr_errorで解読されるエラー・ポインタに なります。 は、 ttdt_message_accept関数が返す可能性のあるエラーの一覧です。 ttdt_message_acceptが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_POINTER エラー・メッセージ TT_ERR_POINTER TT_ERR_POINTER 渡されたポインタが、このオペレーションに適した型のオブジェクトを指し ていません。たとえば、文字列が必要なときにポインタは整数を指している場合などです。 TT_ERR_UNIMP エラー・メッセージ TT_ERR_UNIMP TT_ERR_UNIMP デフォルト・セッションのttsessionは、tt_message_accept 関数をサポートしていないバージョン(1.0または1.0.1)です。注:contract引き数のメッセージ・ステータスがTT_WRN_START_MESSAGEの場合、ツールのptypeに対して送信される メッセージは、contractが拒否、応答、または無視されるまでブロックされます。
<IndexTerm> <Primary>ttdt_open</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttdt_open</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttdt_open</Secondary> </IndexTerm>ttdt_open char * ttdt_open( int * ttfd, const char * toolname, const char * vendor, const char * version, int sendStarted ); ttdt_open関数は、ToolTalk通信終端を作成します。この 関数は、 tt_open関数 ToolTalk関数 tt_open tt_open関数と tt_fd tt_fd関数を呼び出します。 ttdt_open関数は、toolnamevendorversionと作成された procidとを関連付けます。新しいprocidのデフォルト・コンテキストを environ(5) environ(5)から初期化します。 sendStarted引き数が設定された場合は、 Started通知 Started通知を送信します。 ttdt_open関数は、 tt_free関数 ToolTalk関数 tt_free tt_free関数で解放できる文字列に、作成されたprocid を返します。 この関数は、tt_open関数およびtt_fd 関数で発生したどのようなエラーも返すことができます。Started通知が失敗した場合、 エラーは伝達されません。 <IndexTerm> <Primary>ttdt_Revert</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttdt_Revert</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttdt_Revert</Secondary> </IndexTerm>ttdt_Revert Tt_status ttdt_Revert( Tt_message context, const char * pathname, Tt_scope the_scope, XtAppContext app2run, int ms_timeout ); ttdt_Revert関数は、ファイル内容を元に戻すようにToolTalk クライアントに要求します。この関数は、 Revert要求 Revert要求をthe_scopeに送信し、応答を待ちます。 Revert要求は、pathnameに保留中の変更を破棄するように、処理中 であるToolTalkクライアントに求めます。 contextパラメータがゼロ以外の値のとき、この ルーチンによって作成されるメッセージは、スロット名ENV_で始ま るすべてのコンテキストを継承します。 the_scopeパラメータの値がゼロ(つまり TT_SCOPE_NONE TT_SCOPE_NONE)の場合、 ファイルの配信範囲はデフォルト( TT_BOTH TT_BOTH)に設定されます。しかし、たとえばToolTalk データベース・サーバrpc.ttdbserverがpathnameを 所有するファイル・サーバにインストールされていない場合、ファイル配信範囲は TT_FILE_IN_SESSION TT_FILE_IN_SESSIONに設定されます。 app2runパラメータとms_timeoutパラ メータは、 tttk_block_while メッセージ・セット ツールキット tttk_block_while ツールキット・メッセージ tttk_block_while この関数が送信するRevert要求への応答をブロックするために、 tttk_block_while関数に渡されます。 要求が指定のタイムアウト時間内に肯定応答を受信すると、ttdt_Revert 関数はTT_OKを返します。そうでない場合は、失敗した 応答に対する tt_message_status tt_message_statusの戻り値、または に示すエラーのいずれ かを返します。 ttdt_Revertが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_PROCID エラー・メッセージ TT_ERR_PROCID TT_ERR_PROCID 指定されたプロセス識別子が旧式か、無効です。 TT_ERR_NOMEM エラー・メッセージ TT_ERR_NOMEM TT_ERR_NOMEM オペレーションを実行するのに十分なメモリがありません。 TT_ERR_OVERFLOW エラー・メッセージ TT_ERR_OVERFLOW TT_ERR_OVERFLOW ToolTalkサービスが受信したメッセージの数が、正しく処理可能なアクティ ブ・メッセージの最大数(2000)に達しました。 TT_ERR_DBAVAIL エラー・メッセージ TT_ERR_DBAVAIL TT_ERR_DBAVAIL ToolTalkサービスが、このオペレーションに必要なToolTalkデータベースに アクセスできませんでした。 TT_ERR_DBEXIST エラー・メッセージ TT_ERR_DBEXIST TT_ERR_DBEXIST ToolTalkサービスが、指定されたToolTalkデータベースを予期した場所で見 つけることができませんでした。 TT_DESKTOP_ETIMEOUT エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ETIMEOUT TT_DESKTOP_ETIMEOUT 指定されたタイムアウト時間内に応答を受信しませんでした。 TT_DESKTOP_ETPROTO エラー・メッセージ TT_DESKTOP_EPROTO TT_DESKTOP_EPROTO 要求が無視されました。しかしハンドラは、特定のエラー・ステータスの 代わりに失敗した応答に対するtt_message_statusの戻り値をTT_OKに設定します。 TT_ERR_POINTER エラー・メッセージ TT_ERR_POINTER TT_ERR_POINTER パス名がNULLか、ToolTalkエラー・ポインタです。
<IndexTerm> <Primary>ttdt_Save</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttdt_Save</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttdt_Save</Secondary> </IndexTerm>ttdt_Save Tt_status ttdt_Save( Tt_message context, const char * pathname, Tt_scope the_scope, XtAppContext app2run, int ms_timeout ); ttdt_Save関数は、ファイルを保存するようにToolTalkクライ アントに要求します。この関数は、 Save要求 Save要求をthe_scopeに送信し、応答を待ちます。Save 要求は、pathnameに保留中の変更を破棄するように、処理中である ToolTalkクライアントに求めます。 contextパラメータの値がゼロ以外の値のとき、 このルーチンによって作成されるメッセージは、スロット名がENV_ で始まるすべてのコンテキストを継承します。 the_scopeパラメータの値がゼロ(つまり TT_SCOPE_NONE TT_SCOPE_NONE)の場合、 ファイル配信範囲はデフォルト( TT_BOTH TT_BOTH)に設定されます。しかし、たとえばToolTalk データベース・サーバrpc.ttdbserverpathnameを所有するファイル・サーバにインストール されていない場合、ファイル配信範囲は TT_FILE_IN_SESSION TT_FILE_IN_SESSIONに設定されます。 app2runパラメータとms_timeoutパラ メータは、この関数が送信するSave要求への応答をブロックするために、 tttk_block_while メッセージ・セット ツールキット tttk_block_while ツールキット・メッセージ tttk_block_while tttk_block_while関数に渡されます。 要求が指定のタイムアウト時間内に肯定応答を受信すると、ttdt_Save 関数は、TT_OKを返します。そうでない場合は、失敗し た応答に対する tt_message_status tt_message_statusの戻り値、または に示すエラーのいずれ かを返します。 ttdt_Saveが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_PROCID エラー・メッセージ TT_ERR_PROCID TT_ERR_PROCID 指定されたプロセス識別子が旧式か、無効です。 TT_ERR_NOMEM エラー・メッセージ TT_ERR_NOMEM TT_ERR_NOMEM オペレーションを実行するのに十分なメモリがありません。 TT_ERR_OVERFLOW エラー・メッセージ TT_ERR_OVERFLOW TT_ERR_OVERFLOW ToolTalkサービスが受信したメッセージの数が、正しく処理可能なアクティ ブ・メッセージの最大数(2000)に達しました。 TT_ERR_DBAVAIL エラー・メッセージ TT_ERR_DBAVAIL TT_ERR_DBAVAIL ToolTalkサービスが、このオペレーションに必要なToolTalkデータベースに アクセスできませんでした。 TT_ERR_DBEXIST エラー・メッセージ TT_ERR_DBEXIST TT_ERR_DBEXIST ToolTalkサービスが、指定されたToolTalkデータベースを予期した場所で見 つけることができませんでした。 TT_DESKTOP_ETIMEOUT エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ETIMEOUT TT_DESKTOP_ETIMEOUT 指定されたタイムアウト時間内に応答を受信できませんでした。 TT_DESKTOP_ETPROTO エラー・メッセージ TT_DESKTOP_EPROTO TT_DESKTOP_EPROTO 要求が無視されました。しかし、ハンドラは、特定のエラー・ステータスの 代わりに失敗した応答に対するtt_message_statusの戻り値をTT_OKに設定します。 TT_ERR_POINTER エラー・メッセージ TT_ERR_POINTER TT_ERR_POINTER パス名がNULLか、ToolTalkエラー・ポインタです。
<IndexTerm> <Primary>ttdt_sender_imprint_on</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttdt_sender_imprint_on</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttdt_sender_imprint_on</Secondary> </IndexTerm>ttdt_sender_imprint_on Tt_status ttdt_sender_imprint_on( const char * handler, Tt_message contract, char ** display, int * width, int * height, int * xoffset, int * yoffset, XtAppContext app2run, int ms_timeout ); ttdt_sender_imprint_on関数を呼び出すと、呼び出し側ツー ル(以下、ツールBとします)で別のツール(以下ツールAとします)の動作と特定の特性が採 用されます。ツールBは、ツールAのX11ディスプレイ、ロケール、現在のワーキング・ディ レクトリを採用します。更に、自身を正しい位置に置くためにツールAのX11ジオメトリを 取得します。 displayパラメータがNULLの場合、 $DISPLAY 環境変数 $DISPLAY 環境変数$DISPLAYは、ツールAのディスプレイに設定 されます。displayパラメータがNULLでない場合、 ツールAのディスプレイがこのパラメータに返されます。戻り値は、 ToolTalk関数 tt_free tt_free 関数 ToolTalkのtt_free関数で解放できる文字列です。 この関数は、 Get_Geometry要求 Get_Geometry要求をツールAに送信します。ツールAがジオメトリ・パラメータ に対して値を返さない場合は、次のようになります。 widthパラメータに対して値が返されない場合、 -1を設定します。 heightパラメータに対して値が返されない場 合、-1を設定します。 xoffsetパラメータに対して値が返されない場合、 INT_MAXを設定します。 yoffsetパラメータに対して値が返されない場合 、INT_MAXを設定します。 ttdt_sender_imprint_on関数の widthパラメータ、 heightパラメータ、 xoffsetパラメータ、および yoffsetパラメータすべてにNULLを設定すると、 Get_Geometry要求 Get_Geometry要求はツールAに送信されません。 app2runパラメータとms_timeoutパラ メータは、この関数が送信するGet_Geometry要求への応答をブロックするために、 tttk_block_while メッセージ・セット ツールキット tttk_block_while ツールキット・メッセージ tttk_block_while tttk_block_while関数に渡されます。 は、この関数が返す 可能性のあるエラーの一覧です。 ttdt_sender_imprint_onが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_DESKTOP_ETIMEDOUT エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ETIMEOUT TT_DESKTOP_ETIMEDOUT 指定されたタイムアウト時間内に送信された要求の一部が完了しませんでし た。 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_PROCID エラー・メッセージ TT_ERR_PROCID TT_ERR_PROCID 指定されたプロセス識別子が旧式か、無効です。 TT_ERR_NOMEM エラー・メッセージ TT_ERR_NOMEM TT_ERR_NOMEM オペレーションを実行するのに十分なメモリがありません。 TT_ERR_OVERFLOW エラー・メッセージ TT_ERR_OVERFLOW TT_ERR_OVERFLOW ToolTalkサービスが受信したメッセージの数が、正しく処理可能なアクティ ブ・メッセージの最大数(2000)に達しました。
<IndexTerm> <Primary>ttdt_session_join</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttdt_session_join</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttdt_session_join</Secondary> </IndexTerm>ttdt_session_join Tt_message ( *Ttdt_contract_cb) ( Tt_message msg, void * clientdata Tt_message contract ); Tt_pattern * ttdt_session_join( const char * sessid, Ttdt_session_cb cb, Widget shell, void * clientdata, int join ); ttdt_session_join関数は、「デスクトップの良き市民 」としてToolTalkセッションに参加します。つまり、セッション sessidへの参加時に多くの標準デスクトップ・メッセージ・インタ フェースのパターンとデフォルト・コールバックを登録します。 は、この関数が現在 登録しているメッセージ・インタフェースの一覧です。 ttdt_session_joinが登録している標準メッセージ 要求 処理方法 Get_Environment要求 Get_Environment, Set_Environment要求 Set_Environment これらのメッセージは透過的に処理されます。 Get_Locale要求 Get_Locale, Set_Locale要求 Set_Locale これらのメッセージは透過的に処理されます。 Get_Situation要求 Get_Situation, Set_Situation要求 Set_Situation これらのメッセージは透過的に処理されます。 Signal要求 Signal このメッセージは透過的に処理されます。 Get_Sysinfo要求 Get_Sysinfo このメッセージは透過的に処理されます。 Get_Geometry要求 Get_Geometry, Set_Geometry要求 Set_Geometry shellパラメータの値がNULLでなく、シ ェルが実体化されたmappedWhenManaged applicationShellWidgetの場合、このメッセージは透過的に処理さ れます。シェルがmappedWhenManaged applicationShellWidgeでない 場合は、エラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Get_Iconified要求 Get_Iconified, Get_Iconified要求 Get_Iconified shellパラメータの値がNULLでなく、シ ェルが実体化されたmappedWhenManaged applicationShellWidgetの場合、このメッセージは透過的に処理さ れます。シェルがmappedWhenManaged applicationShellWidgeでない 場合は、エラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Get_Mapped要求 Get_Mapped, Set_Mapped要求 Set_Mapped shellパラメータの値がNULLでなく、シ ェルが実体化されたmappedWhenManaged applicationShellWidgetの場合、このメッセージは透過的に処理さ れます。シェルがmappedWhenManaged applicationShellWidgeでない 場合は、エラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Raise要求 Raise shellパラメータの値がNULLでなく、シ ェルが実体化されたmappedWhenManaged applicationShellWidgetの場合、このメッセージは透過的に処理さ れます。シェルがmappedWhenManaged applicationShellWidgeでない 場合は、エラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Lower要求 Lower shellパラメータの値がNULLでなく、シ ェルが実体化されたmappedWhenManaged applicationShellWidgetの場合、このメッセージは透過的に処理さ れます。シェルがmappedWhenManaged applicationShellWidgeでない 場合は、エラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Get_XInfo要求 Get_XInfo shellパラメータの値がNULLでない場 合、このメッセージは透過的に処理されます。それ以外の場合は、エラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Set_XInfo要求 Set_XInfo shellパラメータの値がNULLでなく、シ ェルが実体化されたmappedWhenManaged applicationShellWidgetの場合、このメッセージは透過的に処理さ れます。シェルがmappedWhenManaged applicationShellWidgeでない 場合は、エラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Pause要求 Pause cbパラメータがNULLでない場合、このメッセージはコ ールバックに渡されます。cbパラメータがNULLの場合は、エラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Resume要求 Resume cbパラメータがNULLでない場合、このメッセージはコ ールバックに渡されます。cbパラメータがNULLの場合は、エラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Quit要求 Quit cbパラメータがNULLでない場合、このメッセージはコ ールバックに渡されます。cbパラメータがNULLの場合は、エラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Get_Status要求 Get_Status cbパラメータがNULLでない場合、このメッセージはコ ールバックに渡されます。cbパラメータがNULLの場合は、エラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。 Do_Command要求 Do_Command cbパラメータがNULLでない場合、このメッセージはコ ールバックに渡されます。cbパラメータがNULLの場合は、エラー TT_DESKTOP_ENOTSUP エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ENOTSUP TT_DESKTOP_ENOTSUPとともに異常終了します。
sessidパラメータがNULLの場合、デフォルト・セッションに 参加します。 joinパラメータが設定されている場合、指定のセッションに 参加します。 ttdt_contract_cb メッセージ・セット ツールキット ttdt_contract_cb ツールキット・メッセージ ttdt_contract_cb Ttdt_contract_cbメッセージは、 に示すパラメータを 取ります。コールバックはメッセージを処理しない場合は、メッセージを返します。メッセ ージを処理する場合は、ゼロあるいはTt_messageに送られたエラー ・ポインタを返します。 Ttdt_session_cbが取るパラメータ パラメータ 説明 Tt_message msg 通信状態にある要求。 クライアント・プログラムは、この要求を無視または拒否する、あるいはメッセージに応答 します。:処理後にメッセージmsg を破棄してください。 void *clientdata ttdt_session_joinまたは ttdt_message_accept関数のどちらかに渡されるクライアント・デー タ。 Tt_message contract ttdt_message_accept関数に渡されるコントラクト。 コールバックがttdt_session_join関数によってインストールされる と、contractパラメータの値は必ずゼロになります。
ttdt_session_join関数は、NULLで終了する Tt_pattern型の配列を返します。この配列は、 ttdt_session_quit メッセージ・セット ツールキット ttdt_session_quit ツールキット・メッセージ ttdt_session_quit ttdt_session_quit関数に渡され破棄することができま す。エラーが発生すると、返された配列はエラー・ポインタになります。 Tt_Statusを調べるには、 tt_ptr_error tt_ptr_errorを使用します。 は、返される可能性の あるエラーの一覧です。 ttdt_session_joinが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_PROCID エラー・メッセージ TT_ERR_PROCID TT_ERR_PROCID 指定されたプロセス識別子が旧式か、無効です。 TT_ERR_SESSION エラー・メッセージ TT_ERR_SESSION TT_ERR_SESSION 旧式、または無効なToolTalkセッションが指定されました。 TT_ERR_POINTER エラー・メッセージ TT_ERR_POINTER TT_ERR_POINTER 渡されたポインタが、このオペレーションに適した型のオブジェクトを指し ていません。たとえば、文字列が必要なときにポインタは整数を指している場合などです。 TT_ERR_NOMEM エラー・メッセージ TT_ERR_NOMEM TT_ERR_NOMEM オペレーションを実行するのに十分なメモリがありません。
<IndexTerm> <Primary>ttdt_session_quit</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttdt_session_quit</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttdt_session_quit</Secondary> </IndexTerm>ttdt_session_quit Tt_status ttdt_session_quit( const char * sessid, Tt_pattern * sess_pats, int quit ); ttdt_session_quit関数は、「デスクトップの良き市民 」としてToolTalkセッションを終了します。つまり、セッションへの参加時に登録し たすべてのパターンとデフォルト・コールバックを登録解除します。 この関数は、sess_patsで指定されたすべてのパターンを破棄 します。quitパラメータが設定されると、セッシ ョンsessidを終了します。sessidパラメータ がNULLの場合は、デフォルト・セッションを終了します。 は、この関数が返す 可能性のあるエラーの一覧です。 ttdt_session_quitが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_PROCID エラー・メッセージ TT_ERR_PROCID TT_ERR_PROCID 指定されたプロセス識別子が旧式か、無効です。 TT_ERR_SESSION エラー・メッセージ TT_ERR_SESSION TT_ERR_SESSION 旧式、または無効なToolTalkセッションが指定されました。 TT_ERR_POINTER エラー・メッセージ TT_ERR_POINTER TT_ERR_POINTER 渡されたポインタが、このオペレーションに適した型のオブジェクトを指し ていません。たとえば、文字列が必要なときにポインタは整数を指している場合などです。
<IndexTerm> <Primary>ttdt_subcontract_manage</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttdt_subcontract_manage</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttdt_subcontract_manage</Secondary> </IndexTerm>ttdt_subcontract_manage Tt_pattern * ttdt_subcontract_manage( Tt_message subcontract, Ttdt_contract_cb cb, Widget shell, void * clientdata ); ttdt_subcontract_manage関数は、未処理の要求を管理します 。この関数が呼び出されると、要求側ツールは要求を処理しているツールとの間で行われる デスクトップ上の標準的な対話を管理できます。この関数は、 TT_HANDLERを宛先とする Get_Geometry要求 Get_Geometry要求と Get_XInfo要求 Get_XInfo要求、 および Status通知 Status通知のための登録をデフォルト・セッションで行います。 shellパラメータがNULLの場合、要求または通知 がcbパラメータに渡されます。 shellパラメータがNULでない場合は、要求は透過的に 処理されます。 ttdt_subcontract_manage関数は、NULLで終了するTt_pattern 型の配列を返します。この配列は、 ttdt_session_quit メッセージ・セット ツールキット ttdt_session_quit ツールキット・メッセージ ttdt_session_quit ttdt_session_quit関数に渡して破棄することができま す。エラーが発生すると、返された配列はエラー・ポインタになります。 Tt_Statusを調べるには、 tt_ptr_error tt_ptr_errorを使用します。 は、返される可能性の あるエラーの一覧です。 ttdt_subcontract_manageが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_ERR_NOMEM エラー・メッセージ TT_ERR_NOMEM TT_ERR_NOMEM オペレーションを実行するのに十分なメモリがありません。 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_PROCID エラー・メッセージ TT_ERR_PROCID TT_ERR_PROCID 指定されたプロセス識別子が旧式か、無効です。 TT_ERR_POINTER エラー・メッセージ TT_ERR_POINTER TT_ERR_POINTER subcontractパラメータが有効な Tt_messageではありません。 TT_ERR_EINVAL エラー・メッセージ TT_ERR_EINVAL TT_ERR_EINVAL shellパラメータと cbパラメータの両方がNULLです。
<IndexTerm> <Primary>ttmedia_Deposit</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttmedia_Deposit</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttmedia_Deposit</Secondary> </IndexTerm>ttmedia_Deposit Tt_status ttmedia_Deposit( Tt_message load_contract, const char * buffer_id, const char * media_type, const unsigned char * new_contents, int new_len, const char * pathname, XtAppContext app2run, int ms_timeout ); ttmedia_Deposit関数はDeposit要求を送信して、Edit、 Compose、OpenなどのMedia Exchange load_contract要求の変換対象であったドキュメント にチェックポイントを設定します。 この関数はDeposit要求を作成して送信し、その要求が成功したか失敗したかを返し ます。 load_contractは、このエディタがドキュメントを読み込むこ とを要求します。 buffer_idは、ドキュメントがOpen要求により読み込まれた 場合に、このエディタが作成したバッファのIDです。 media_typeは、送信された要求の contents引き数のvtypeです。 new_contentsとnew_lenは、 contentsの引き数の値です。 要求が送信されると、app2runms_timeout は、応答を待つために、tttk_block_while関数に渡され ます。 ttmedia_Depositが返す可能性のあるエラー TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_PROCID エラー・メッセージ TT_ERR_PROCID TT_ERR_PROCID 指定されたプロセス識別子が旧式か、無効です。 TT_ERR_NOMEM エラー・メッセージ TT_ERR_NOMEM TT_ERR_NOMEM オペレーションを実行するのに十分なメモリがありません。 TT_ERR_OVERFLOW エラー・メッセージ TT_ERR_OVERFLOW TT_ERR_OVERFLOW ToolTalkサービスが受信したメッセージの数が、正しく処理可能なアクティ ブ・メッセージの最大数(2000)に達しました。 TT_ERR_DBAVAIL エラー・メッセージ TT_ERR_DBAVAIL TT_ERR_DBAVAIL ToolTalkサービスが、このオペレーションに必要なToolTalkデータベースに アクセスできませんでした。 TT_ERR_DBEXIST エラー・メッセージ TT_ERR_DBEXIST TT_ERR_DBEXIST ToolTalkサービスが、指定されたToolTalkデータベースを予期した場所で見 つけることができませんでした。 TT_DESKTOP_ETIMEOUT エラー・メッセージ TT_DESKTOP_ETIMEOUT TT_DESKTOP_ETIMEOUT 指定されたタイムアウト時間内に応答を受信しませんでした。 TT_ERR_POINTER エラー・メッセージ TT_ERR_POINTER TT_ERR_POINTER パス名がNULL、または、ToolTalkエラー・ポインタです。
<IndexTerm> <Primary>ttmedia_load</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttmedia_load</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttmedia_load</Secondary> </IndexTerm>ttmedia_load Tt_message (*Ttmedia_load_msg_cb) ( Tt_message msg, void * clientdata, Tttk_op op, unsigned char * contents, int len, char * file ); Tt_message ttmedia_load( Tt_message context, Ttmedia_load_msg_cb cb, void * clientdata, Tttk_op op, const char * media_type, const unsigned char * contents, int len, const char * file, const char * docname, int send ); ttmedia_load関数は、ドキュメントの表示、編集、作成を行う Media Exchange要求を作成し、必要に応じて送信します。この関数は、 Display要求 Display、 Edit要求 Edit、 Compose要求 Composeのいずれかの要求を作成して送信します。 要求のハンドラとの標準的な対話を管理するには、このメッセージで作成した要求の 送信後すぐに ttdt_subcontract_manage メッセージ・セット ツールキット ttdt_subcontract_manage ツールキット・メッセージ ttdt_subcontract_manage ttdt_subcontract_manage関数を使用してください。 context引き数の値がゼロ以外のとき、この ルーチンによって作成されるメッセージは、スロット名が ENV_ ENV_で始まるすべてのコンテキストを継承します。 clientdata引き数は、応答を受信する場合、またはドキュメ ントの中間バージョンが Deposit要求 Deposit要求によってチェックポイントを設定される場合に cb引き数に渡されます。 op引き数は、 TTME_DISPLAY TTME_DISPLAY TTME_EDIT TTME_EDIT TTME_COMPOSE TTME_COMPOSEのいずれかでなければなりません。 media_type引き数は、ドキュメントのデータ形式に名前を付 けます。通常、この引き数により、要求を処理するためにどのアプリケーションを選択する か決定します。 contents引き数とlen引き数はドキュ メントを指定します。これらの両方の引き数の値がゼロで、 file引き数がゼロでない場合、ドキュメントは指定の ファイルに格納されていると想定されます。 docname引き数がNULLでないとき、その値はドキュメントの タイトルとして使用されます。 send引き数がtrueのとき、メッセージは返される前に送信さ れます。 は、 Ttmedia_load_msg_cb message Ttmedia_load_msg_cbメッセージが取るパラメータの 一覧です。 Ttmedia_load_msg_cbがとるパラメータ パラメータ 説明 Tt_message msg 要求に対する対応。または読み込み要求の Deposit要求 t t_message_id t_message_idを指定する messageID引き数を持ったDeposit要求。このパラメータの値が Deposit要求である場合、クライアント・プログラムは要求に応答するか、無視しなければ なりません。: メッセージmsgは処理後に破棄してください。 Tttk_op op メッセージのオペレーション( TTME_DEPOSIT TTME_DEPOSITあるいは ttmedia_load メッセージ・セット ツールキット ttmedia_load ツールキット・メッセージ ttmedia_load ttmedia_loadメッセージに渡されたオペレーション) 。 unsigned char * contents int len char *file 到着中のドキュメントの内容。len引き数がゼロのと き、ドキュメントは指定のファイルに格納されています。contents 引き数またはfile引き数がNULLでない場合は、 ToolTalk関数 tt_free 関数 ToolTalk関数 tt_free tt_freeを使用してそれらを解放してください。 void *clientdata ttmedia_load メッセージ・セット ツールキット ttmedia_load ツールキット・メッセージ ttmedia_load ttmedia_loadメッセージに渡されたクライアント・ データ。
メッセージが正常に処理されると、コールバックはゼロを返します。処理中にエラー が発生した場合は、コールバックはTt_messageに伝えられたエラー ・ポインタを返します。 コールバックがメッセージmsgを処理しない場合、コールバッ クはメッセージを返します。このときツールキットは、TT_CALLBACK_CONTINUE ルーチンを呼び出しスタックに渡してメッセージを他のコールバックに 提供するか、メッセージをtt_message_receive関数に返します。 終了時にttmedia_load関数は、作成した要求を返します。 エラーが発生した場合、この関数はエラー・ポインタを返します。Tt_Status を調べるには、 tt_ptr_error tt_ptr_errorを使用します。 は、返される可能性の あるエラーの一覧です。 ttmedia_loadが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_PROCID エラー・メッセージ TT_ERR_PROCID TT_ERR_PROCID 指定されたプロセス識別子が旧式か、無効です。 TT_ERR_NOMEM エラー・メッセージ TT_ERR_NOMEM TT_ERR_NOMEM オペレーションを実行するのに十分なメモリがありません。 TT_ERR_OVERFLOW エラー・メッセージ TT_ERR_OVERFLOW TT_ERR_OVERFLOW ToolTalkサービスが受信したメッセージの数が、正しく処理可能なアクティ ブ・メッセージの最大数(2000)に達しました。
<IndexTerm> <Primary>ttmedia_load_reply</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttmedia_load_reply</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttmedia_load_reply</Secondary> </IndexTerm>ttmedia_load_reply Tt_message ttmedia_load_reply ( Tt_message contract, const unsigned char * new_contents, int new_len, int reply_and_destroy ); ドキュメントの表示、編集、作成を行うMedia Exchange要求に対して応答するには、 ttmedia_load_reply関数を使用します。 new_contents引き数とnew_len引き数 の両方がゼロでない場合、それらの値はcontract引き数の適切な 出力引き数に、ドキュメントの新しい内容を設定するのに使用されます。 reply_and_destroy引き数がtrueの場合、contract 引き数に対して応答が行われ、その後メッセージは破棄されます。 は、返される可能性の あるエラーの一覧です。 ttmedia_load_replyが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_PROCID エラー・メッセージ TT_ERR_PROCID TT_ERR_PROCID 指定されたプロセス識別子が旧式か、無効です。 TT_ERR_NUM エラー・メッセージ TT_ERR_NUM TT_ERR_NUM TT_ERR_NOTHANDLER エラー・メッセージ TT_ERR_NOTHANDLER TT_ERR_NOTHANDLER
<IndexTerm> <Primary>ttmedia_ptype_declare</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>ttmedia_ptype_declare</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>ttmedia_ptype_declare</Secondary> </IndexTerm>ttmedia_ptype_declare Tt_message (*Ttmedia_load_pat_cb) ( Tt_message msg, void * clientdata, Tttk_op op, Tt_status diagnosis, unsigned char * contents, int len, char * file, char * docname ); Tt_status ttmedia_ptype_declare( const char * ptype, int base_opnum, Ttmedia_load_pat_cb cb, void * clientdata, int declare ); ttmedia_ptype_declare関数は、Media Exchangeメディア・ エディタのptypeを宣言します。この関数は、特定のメディア型用のMedia Exchange メッセージ・インタフェースを実装するエディタを初期化します。 エディタがptypeでサポートされる種類のドキュメントを編集 するように要求される場合、この関数はcb引き数を呼び出します。 この関数は、ptypeに含まれていると想定される一連のシグニチャに、ツールキット 内部のオペレーション番号(opnum)コールバックをインストールしま す。ツールキット内部のopnumコールバックは、これらのシグニチャのいずれかに一致する 要求を受信すると、clientdatacb引き数 に渡します。opnumsは、base_opnumからはじまり、ゼロか1000の 倍数でなければなりません。 declare引き数がtrueのとき、この関数は次を呼び出します。 tt_ptype_declare( ptype ) tt_ptype_declare( ptype ) ptypeが複数の異なるメディア型を実現する場合、 ttmedia_ptype_declare関数を2回以上呼び出すことができます。 base_opnumには、各呼び出しで異なる値を指定しなければなりませ ん。 ttmedia_ptype_declare関数は何回でも呼び出すことができま すが、declare引き数を「true」に設定できるのは1回だ けです。 は、 Ttmedia_load_pat_cb message Ttmedia_load_pat_cbメッセージが取るパラメータ の一覧です。 Ttmedia_load_pat_cbメッセージが取るパラメータ パラメータ 説明 Tt_message msg 送信された要求。クライアント・プログラムは、この要求を無視または拒否 する、あるいは要求に応答しなければなりません。 Tttk_op op 着信中のオペレーション( TTME_COMPOSE TTME_COMPOSE TTME_EDIT TTME_EDIT TTME_DISPLAY TTME_DISPLAYのいずれか)。 Tt_status diagnosis ツールキットが要求を無視するように勧告するときのエラーコード (たとえば、 TT_DESKTOP_ENODATA エラー・メッセージ TT_DESKTOP TT_DESKTOP_ENODATA)。diagnosisがTT_OK ではなく、コールバック・ルーチンがメッセージmsgを返す場合、 ツールキットはメッセージmsgを無視し、破棄します。 unsigned char * contents int len char *file 着信中のドキュメントの内容。len引き数がゼロのと き、ドキュメントは指定のファイルに格納されています。contents 引き数またはfile引き数がNULLでない場合は、 ToolTalk関数 tt_free関数 ToolTalk関数 tt_free tt_freeを使用してそれらの引き数を解放します。 char * docname ドキュメントに名前が付けられている場合は、その名前。 void * clientdata ttmedia_ptype_declareメッセージに渡す クライアント・データ。
メッセージが正常に処理されると、コールバックはゼロを返します。処理中にエラー が発生した場合は、コールバックはTt_messageに伝えられたエラー ・ポインタを返します。 コールバックがメッセージmsgを処理せず、 diagnosis引き数の値がTT_OKでない場合、 コールバックはメッセージを返します。このとき、ツールキットは TT_CALLBACK_CONTINUEルーチンを呼び出しスタックに渡してメッセ ージを他のコールバックに提供するか、メッセージをtt_message_receive 呼び出しに返します。 エラーが発生すると、この関数は にあるエラーのいずれ かを返します。 ttmedia_ptype_declareが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_PROCID エラー・メッセージ TT_ERR_PROCID TT_ERR_PROCID 指定されたプロセス識別子が旧式か、無効です。 TT_ERR_PTYPE エラー・メッセージ TT_ERR_PTYPE TT_ERR_PTYPE ToolTalkサービスが、指定されたptypeを検出することができませんでした。 TT_ERR_POINTER エラー・メッセージ TT_ERR_POINTER TT_ERR_POINTER 渡されたポインタが、このオペレーションに適した型のオブジェクトを指し ていません。たとえば、文字列が必要なときにポインタは整数を指している場合などです。
<IndexTerm> <Primary>tttk_block_while</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>tttk_block_while</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>tttk_block_while</Secondary> </IndexTerm>tttk_block_while Tt_status tttk_block_while( const int * blocked, int ms_timeout ); tttk_block_while関数は、ms_timoutで 指定されたタイムアウト時間中、応答を待っているプログラムをブロックします。 <IndexTerm> <Primary>tttk_message_abandon</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>tttk_message_abandon</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>tttk_message_abandon</Secondary> </IndexTerm>tttk_message_abandon Tt_status tttk_message_abandon ( Tt_message msg ); tttk_message_abandon関数は、要求を放棄した後に破棄しま す。 プログラムは、メッセージを理解できずに処分したいときはメッセージを放棄しなけ ればなりません。 エラーが発生すると、この関数は にあるエラーのうちの いずれかを返します。 tttk_message_abandonが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインスト ールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_POINTER エラー・メッセージ TT_ERR_POINTER TT_ERR_POINTER 渡されたポインタが、このオペレーションに適した型のオブジェクトを指し ていません。たとえば、文字列が必要なときにポインタは整数を指している場合などです。 TT_ERR_NOTHANDLER エラー・メッセージ TT_ERR_NOTHANDLER TT_ERR_NOTHANDLER
<IndexTerm> <Primary>tttk_message_create</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>tttk_message_create</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>tttk_message_create</Secondary> </IndexTerm>tttk_message_create Tt_message tttk_message_create( Tt_message context, Tt_class the_class, Tt_scope the_scope, const char * handler, const char * op, Tt_message_callback callback ); tttk_message_create関数は、規約に従ったメッセージを作成 します。この関数を使用すれば、継承されたコンテキストをあるメッセージから別のメッセ ージに伝達するメッセージを簡単に作成できます。 tttk_message_create関数はメッセージを作成し、スロット名 がENV_で始まるcontext からすべてのコンテキスト・スロットを新しいメッセージ上にコピーします。作成された メッセージには、the_classパラメータに指定された Tt_class値とthe_scopeパラメータに指定さ れたTt_scope値が設定されます。 handlerパラメータがNULLの場合、メッセージには TT_PROCEDURE TT_PROCEDURETt_addressが設定されま す。handlerパラメータがNULLでない場合は、メッセージは TT_HANDLERを経由してprocidに送信されます。 op引き数がNULLでない場合、その値にはメッセ ージのop引き数が設定されます。 コールバック引き数がNULLでない場合、その値がメッセージ・コールバックとして メッセージに追加されます。 正常終了時には、tttk_message_create関数は作成した Tt_messageを返します。これは、他のTt_message と同じ方法で変更、送信、破棄することができます。 エラーが発生すると、エラー・ポインタが返されます。Tt_status を調べるには、 tt_ptr_error tt_ptr_errorを使用します。 は、返される可能性の あるエラーの一覧です。 tttk_message_createが返す可能性のあるエラー エラーの値 説明 TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMP ttsessionプロセスを使用できません。ToolTalkサービスは、ttsessionが実 行されていない場合はその再起動を試みます。このエラーは、ToolTalkサービスがインス トールされていないか正しくインストールされていないかのどちらかを示します。 TT_ERR_PROCID エラー・メッセージ TT_ERR_PROCID TT_ERR_PROCID 指定されたプロセス識別子が旧式か、無効です。 TT_ERR_NOMEM エラー・メッセージ TT_ERR_NOMEM TT_ERR_NOMEM オペレーションを実行するのに十分なメモリがありません。
<IndexTerm> <Primary>tttk_message_destroy</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>tttk_message_destroy</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>tttk_message_destroy</Secondary> </IndexTerm>tttk_message_destroy Tt_status tttk_message_destroy ( Tt_message msg ); tttk_message_destroy関数は、規約に従うすべてのメッセー ジを破棄します。 このメッセージは、 tt_message_destroy message tt_message_destroy メッセージの代わりに使用できます。 tttk_message_destroy関数は、 ttdt_message_accept関数あるいは、 ttdt_subcontract_manage関数によってメッセージに格納された すべてのパターンを破棄し、その後メッセージmsgtt_message_destroy関数に渡します。 この関数は、tt_message_destroy関数によって返された値を 返します。 <IndexTerm> <Primary>tttk_message_fail</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>tttk_message_fail</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>tttk_message_fail</Secondary> </IndexTerm>tttk_message_fail Tt_status tttk_message_fail( Tt_message msg, Tt_status status, const char * status_string, int destroy ); tttk_mesage_fail関数は、メッセージmsg を無視した後で破棄します。 プログラムは、メッセージを理解できずに処分したいときはメッセージを破棄しなけ ればなりません。 状態がTT_SENTであるメッセージは無視できます。メッセージ が、ハンドラが宛先指定されているメッセージ、あるいは TT_WRN_START_MESSAGE TT_WRN_START_MESSAGEのtt_message_statusを持つ場合、その メッセージを無視できます。 この関数は、TT_DESKTOP_ENOTSUPを返します。 <IndexTerm> <Primary>tttk_message_receive</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>tttk_message_receive</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>tttk_message_receive</Secondary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>tttk_message_reject</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>tttk_message_reject</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>tttk_message_reject</Secondary> </IndexTerm>tttk_message_receive Tt_status tttk_message_receive( const char* procid ); tttk_message_receive関数は、 tt_message_receive tt_message_receive関数を呼び出し、次のToolTalk メッセージを取り出します。 procidが0でない場合、この関数は次を呼び出し ます。 tt_default_procid_set( procid ) <IndexTerm> <Primary>tttk_message_reject</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>tttk_message_reject</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>tttk_message_reject</Secondary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>tttk_message_reject</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>tttk_message_reject</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>tttk_message_reject</Secondary> </IndexTerm>tttk_message_reject Tt_status tttk_message_reject( Tt_message msg, Tt_status status, const char* status_string, int destroy ); tttk_message_reject関数は、メッセージmsg を拒否した後で破棄します。 プログラムは、メッセージを理解できずに処分したいときはメッセージを放棄しなけ ればなりません。 状態がTT_SENTであるメッセージは拒否できます。 メッセージが、ハンドラが宛先指定されているメッセージでない 、あるいは TT_WRN_START_MESSAGE TT_WRN_START_MESSAGE以外のtt_message_statusを持つ場合、その メッセージを拒否できます。 この関数は、TT_DESKTOP_ENOTSUPを返します。 <IndexTerm> <Primary>tttk_op_string</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>tttk_op_string</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット・メッセージ</Primary> <Secondary>tttk_op_string</Secondary> </IndexTerm>tttk_op_string char *tttk_op_string( Tttk_op op); tttk_op_string関数は、正常終了する場合はオペレーション opに対する文字列を返します。そうでない場合、この 関数はゼロを返します。 返された文字列を解除するには、tt_free関数を使用して ください。 Tttk_op tttk_string_op( const char * opstring ); tttk_string_op関数は、指定の文字列に対するオペレーショ ンを保持している文字列を返します。エラーが発生すると、この関数は TTDT_OP_NONEを返します。 <IndexTerm> <Primary>tttk_Xt_input_handler</Primary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>メッセージ・セット</Primary> <Secondary>ツールキット</Secondary> <Tertiary>tttk_Xt_input_handler</Tertiary> </IndexTerm><IndexTerm> <Primary>ツールキット messages</Primary> <Secondary>tttk_Xt_input_handler</Secondary> </IndexTerm>tttk_Xt_input_handler void tttk_Xt_input_handler( XtPointer procid, int * source, XtInputId * id ); tttk_Xt_input_handler関数は、Xtクライアントのための ToolTalkイベントを処理します。一部のメッセージがコールバックで処理されないと予期 される場合を除き、この関数をXt入力ハンドラとして使用します。 この関数は、procid引き数を tttk_message_receive関数 tttk_message_receive 関数に渡し、すべての返されたメッセージ(つまり、コールバックで処理されない メッセージ)を tttk_message_abandon tttk_message_abandon関数に渡します。 この関数がエラー TT_ERR_NOMP エラー・メッセージ TT_ERR_NOMP TT_ERR_NOMPを返すと、 tttk_Xt_input_handler関数は idパラメータを XtRemoveInput functio XtRemoveInput関数に渡します。